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フラッシュメモリの寿命と扱い方…大事なデータを失わない方法とは

フラッシュメモリの種類と寿命の関係性

 

今では、重要な書類などデータを記録したり、写真などの思い出を保存したりするために使用するのが当たり前の存在になっているフラッシュメモリ。USBメモリやSDカードなど、日常的にフラッシュメモリを使っている方も多いでしょう。

しかし、フラッシュメモリには使用できる回数がある程度あり、永久に使えるものではありません。フラッシュメモリは扱う方法によっては保存しているデータが破損してしまうこともあります。

今回の記事では、私たちの生活にとても身近なフラッシュメモリについて。フラッシュメモリの寿命や適切な取り扱い方法、データが壊れてしまった際には業者に依頼するメリットについてご紹介していきます。

 

 

フラッシュメモリの種類と寿命の関係性

フラッシュメモリとは、電源がなくても内容が保存される半導体メモリのことです。半導体とは機械のなかでも電子的な部品の総称で、フラッシュメモリもいくつかの電子部品でできています。

フラッシュメモリの特徴は、何度でも書き換えが可能なことや電力がなくてもデータの保存ができる。また手軽に持ち運ぶことができる利便性です。また、フラッシュメモリの特許は特許庁に1980年に出願されていたそうです。

パソコンの普及もまだまだの時代に、すでに特許庁に申請がされるまでにフラッシュメモリの発明は進んでいたのですね。

コンピューターの外部装置として使われるフラッシュメモリの代表的なものには「USBメモリ」や「SDカード」「microSDカード」などの製品が挙げられます。今ではスマートフォンや携帯で触れる機会も増え、なじみのある方も多いのではないでしょうか?

しかし、これらのフラッシュメモリにじつは寿命があることは意外と知られていません。手軽で軽量、とても身近なフラッシュメモリは日常的に使うことも多いでしょう。しかし、もし大切なデータを保存しているフラッシュメモリが寿命をむかえてしまったら…。

フラッシュメモリをある程度使い寿命をむかえると、正常にデータを記憶することができなくなり、内容の維持ができなくなることもあります。フラッシュメモリは、使うたびにメモリの記憶能力が劣化してしまういわば消耗品なのです。

フラッシュメモリは短いもので数百回、長いものでは数万回のデータ保存が可能ですが、寿命があるというリスクもあります。「フラッシュメモリには寿命がある」ことを覚えておくと扱い方やデータ保管に対する意識も変わってくるでしょう。

 

フラッシュメモリと呼ばれるものの種類

フラッシュメモリと一口にいっても、なかにはいくつか種類があります。ここではフラッシュメモリの種類について簡単に触れていきましょう。

 

【USBメモリ】

一番身近なフラッシュメモリの製品といってもいいかもしれません。USBメモリはパソコンなどについている専用のUSBポートに接続するだけで、データの保存やファイルの移動が可能です。

たとえば、気になる記事やその関連記事をUSBにまとめて保存し友達に渡したり、仕事で使える情報やその関連記事をまとめたりして上司や部下に渡すなどの使い方もできます。USBメモリは価格も安く、今では数百円から買うこともできます。

 

【SDカード】

軽量で持ち運びも簡単なカードタイプのフラッシュメモリです。おもにデジタルカメラやビデオカメラのデータ保存に使うことが多く、広く普及しています。

 

【MicroSDカード】

SDカードの小型版です。SDカードがデジタルカメラなどに使われることが多いのに対して、小型のmicroSDカードはスマートフォンや携帯のデータ保存用として使われることが多いです。

 

以上のようにフラッシュメモリは形が異なるものの、使用用途によっていくつかの製品が用意されています。しかし、一般的な扱い方や注意点は同様なので、どのフラッシュメモリを使っているのかに関わらず、この記事で紹介していくことは当てはまります。

 

書き込み形式によって寿命が異なるってホント?

フラッシュメモリは見た目が同じものでも容量が違うものがあります。フラッシュメモリの容量の違いはデータを書き込む形式によって変わってきます。書き込み形式とは、どのようにデータを保管するかを表すものです。この書き込み形式の違いによってもフラッシュメモリの寿命は変わってくるのです。

フラッシュメモリは「セル」にデータを入れることによってデータを保管しています。

セルとはわかりやすくいえば「小さな箱」です。フラッシュメモリの容量はこの「セル」に何個のデータを入れることができるのかを表しています。

たとえば、フラッシュメモリの書き込み形式には「SLC シングルレベルセル」というものがあります。SLCはセルに入れるデータはひとつだけです。データは広々とした空間を自由に使え、ストレスなく快適に暮らせるでしょう。

「MLC マルチレベルセル」はシングルレベルセルの2倍の容量をもったフラッシュメモリです。マルチレベルセルは2倍のデータをひとつのセルに入れる分、保存容量も2倍です。しかし、セルのなかのデータには少しストレスがかかります。

「TLC トリプルレベルセル」というものもあります。これはシングルレベルセルの3倍の容量をもつフラッシュメモリです。保存できる容量はかなり増えますが、セルのなかはとても狭くストレスも多いでしょう。

フラッシュメモリの容量でみれば、トリプルレベルセルが一番多い容量をもっています。しかし、セルのなかは狭くデータにかかるストレスも多い分寿命は短くなります。反対にシングルレベルセルは容量が少ない分、寿命は長くなるのです。

このように、フラッシュメモリの容量は大きくなるにつれて寿命も短くなっていきます。またデータ送信の速度もシングルレベルセルが一番早く、トリプルレベルセルは時間がかかります。書き込みの形式によってフラッシュメモリにはこのような違いがあります。

 

フラッシュメモリの寿命が縮む!?扱ううえで知っておきたいこと

フラッシュメモリの寿命が縮む!?扱ううえで知っておきたいこと

 

フラッシュメモリはとてもデリケートな機械です。正しく扱わないとフラッシュメモリの寿命が縮んでしまったり、故障しまったりする原因にもなります。最悪の場合はデータの破損にもつながるので扱いには細心の注意を払いましょう。ここではフラッシュメモリを扱う際の注意点について解説していきます。

1.静電気や水に非常に弱い

フラッシュメモリは静電気や湿気にはとても弱い作りになっています。また振動によるデータの破損もありうるので、持ち運ぶ際は極力揺れが少ない場所に保管するようにしてください。

2.フラッシュメモリを接続したままファイルの操作をしない

フラッシュメモリをパソコンに接続したまま作業をすることは避けましょう。フラッシュメモリに負担がかかり、寿命が縮む原因になります。作業する際はパソコンにデータを移してから進めるようにしましょう。

 

こんな症状があったらレットゾーン!考えられる故障状態

ここまで述べてきたように、フラッシュメモリには寿命もあり、とてもデリケートなものです。なかには突然データが読み込めなくなったり、使用ができなくなったりすることもあります。ここではフラッシュメモリの故障が考えられる状態について解説していきます。

 

■データの書き込みができなくなる

フラッシュメモリにデータの保存ができなくなってしまった状態です。パソコンからフラッシュメモリにデータを転送することができなくなったり、デジタルカメラで撮った写真が保存できなくなったりします。

 

■データが破損する

フラッシュメモリ内のデータが壊れてしまった状態です。持ち運び中の振動や衝撃でデータが破損することも多いので注意しましょう。また、フラッシュメモリへデータを書き込んでいる途中にフラッシュメモリを外してしまうことも、データ破損の原因になります。

 

■メモリが認識されなくなる

フラッシュメモリを端子にさしても認識されない状態です。フラッシュメモリの端子が汚れていることが原因になることもあります。認識されないときは別の端子にさしてみることで解決することもあるので、故障と思う前に試してみましょう。

 

フラッシュメモリのデータを失わないためにできること

フラッシュメモリのデータを失わないためにできること

 

データを失わないために、フラッシュメモリの取り扱いには注意しましょう。場合によっては自分でデータを修復できない状態になってしまうこともあります。フラッシュメモリを取り外す際は、必ずデータの書き込みが終わるまで待ち、衝撃や静電気、湿気には注意しましょう。

 

■データのバックアップを用意しておく

万が一のためにフラッシュメモリ以外にバックアップを用意しておきましょう。フラッシュメモリは長期間保管していると、中のデータがいつの間にか消えてしまっていることがあります。念のために、パソコン内やハードディスクなどにデータを保管しておくとよいでしょう。

 

■保管場所に気をつける

フラッシュメモリは保管場所にも注意が必要です。湿気の多い洗面所や、夏場の車内なども高温になるためフラッシュメモリのデータが消える原因にもなります。また持ち運びの際にも衝撃を与えないように注意してください。

 

■故障してしまったらどうすべき…?

フラッシュメモリは寿命や長期間の保管でデータが消えてしまうこともあります。もし、消えてしまったデータが大切なものである場合は、修理を業者に依頼した方が無難でしょう。自分でデータの復旧をすると、場合によってはデータが二度と復元できなくなる可能性もあります。

フラッシュメモリを修理する際の費用は、フラッシュメモリのデータ量や故障箇所、修理の難易度によって変わりますので、まずは見積りを依頼するのがよいでしょう。大切なデータは失う前に専門的な技術のある業者への依頼を検討するようにしてください。

 

まとめ

ここまでフラッシュメモリの仕組みや扱い方、おもな故障の原因などについてみてきました。フラッシュメモリは私たちの暮らしにあるとても身近なものです、値段も安価なためついつい雑に扱ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、フラッシュメモリはとてもデリケートな機械です。寿命もあります。取り扱いには細心の注意を払いましょう。とくに持ち運ぶ際は振動に気をつけてデータが破損しないようにしてください。

もし、フラッシュメモリのデータが破損してしまい大切なデータが取り出せなくなってしまったら修理を専門業者に依頼しましょう。自分で修理をしようとした場合データが完全に消えてしまうおそれがあります。

フラッシュメモリの寿命や取り扱い方法を正しく知り、大切なデータを守りましょう。この記事がその助けになれば幸いです。

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