普段パソコンを使っている人であれば間違ってデータを消してしまったなんてことも一度はあるとは思いますが、ハードディスク内のデータは簡単にはなくならないものです。例えばゴミ箱に入れてしまっただけであればもちろん、すぐに復旧は可能です。仮にゴミ箱を空にしてしまった場合でも、「削除した」という情報が追加されるだけで実際にはハードディスクの中にはデータは残っています。 仮に何らかのトラブルでパソコンを初期化しなくてはならないような状況になったとしても、ハードディスク上からデータが完全に消えてしまう可能性は低いです。わかりやすく言えばハードディスクは三層構造になっていてデータが保存されるデータ領域はその最下層に存在しています。その上層にOS領域や画面に表示されるデータの領域があり、仮にハードディスクの初期化をしてしまっても初期化されるのは一番上の層だけなので最下層のデータ領域にはデータは残っています。初期化されるとシステム上そのデータにはアクセスできなくなりますが、これを読み込むことでデータ復旧が可能になります。 データが消えてしまい混乱してしまうこともあると思いますが、上記の通りパソコンの画面上から消えてしまった段階ではHDD内のデータが完全に消えてしまう可能性は低いので、万が一データが消えてしまった時には業者に相談してみましょう。データの復旧ができるかもしれません。