データを消失してしまう媒体としてよく耳にするのがHDD(ハードディスク)です。近頃のHDDには大変多くのデータを保存できるようになっており、写真や動画など様々なデータをHDDに保存しておく人が多いでしょう。しかし、使用率が上がる中でHDDが壊れてしまって中にあるデータが見られない、取り出せないという話も聞きます。今回はそのHDDが壊れる原因をお話していきます。
HDDが壊れてしまう原因として最も多いと思われるのは衝撃です。最近では外付けHDDを持ち歩いている人が多く、誤って落としてしまうというケースが増えてきています。HDDはコンパクトな記憶媒体ですがその分、中にはぎっしりと部品が詰まっています。そのため少しの衝撃でも中の部品が歪んでしまったりすることがあるのです。
次に多いと思われるのが熱です。HDDのディスクは中で高速回転をしているため熱を発しやすく、小さいため冷却機能も万全ではありません。そのため気温の高い場所などで使うと熱により部品が歪んでしまうということが起こるのです。
このようにHDDは大変便利なものですがその分壊れてしまう危険性も秘めています。中には壊れてしまってデータ復旧が出来ない場合もありますので、壊れる原因を知り、それを回避することが使用する上で重要となってきます。