一般のご家庭で使用されているパソコンは、ハードディスクが1つ搭載されている事が殆どです。ハードディスクが高性能、大容量になるにしたがって1台のハードディスクに記録されるデータの量は増え続けています。しかし、ここで問題になるのは万が一そのハードディスクに記録されていたデータが消えてしまった場合です。1台のハードディスクしか無いと、その中のデータが一度に失われてしまうため大変なリスクがあります。そこで開発されたのがRAID(レイド)と呼ばれるシステムです。RAIDでは、複数のハードディスクを1つのハードディスクとして利用できるシステムで、特に企業の社内サーバなどの用途で多く使用されています。RAIDの最大の利点は、構成するハードディスクの1台が故障したとしても、データが失われる事がないことにあります。しかし、RAIDも完全ではなく、万が一深刻なトラブルが発生した場合はデータ復旧のプロに依頼をして、データの復元作業を行うことが確実だと言われています。、